いまさらだけどvCSA (vCenter Server Appliance) 7.0 U3a をセットアップしてみた(U3bはキャンセルになりました)

自宅実験環境(HomeLab)へ vCSA で vCenter Server 7.0 U3a をインストールした記録。
今回はWindows 10環境からGUIを用いたセットアップを実施。

基本的には公式ドキュメントを確認して手順に沿って実施しています。

環境

設定対象

操作元

  • Windows 10
  • Google Chrome 96

補足

vCenter Server 7.0 U3bがリリースされて「さぁ自宅もアップデートだ!」と作業をした矢先、
ESXi 7.0 U3、U3a、U3bおよびvCenter Server 7.0 U3bが重大な問題を包含しているという事でキャンセル扱い になるという事態が発生し、急遽 U3b では無く、 U3a でセットアップし直す事に。。。

キャンセルの詳細やFAQが下記KBで公開されています。

準備

vCSA セットアップファイルの入手

  1. VMware Customer Connect へログイン
  2. Product Download から Download VMware vSphere へ移動、 VMware vCenter Server 7.0U3a をクリック
    • ライセンスを持っていない場合は Download Trial をクリックして必要事項を入力するとトライアルでダウンロード出来る
      file
  3. VMware vCenter Server Appliance の方(isoの方)をダウンロード
  4. VMware-VCSA-all-7.0.3-18778458.iso を入手
    file
  5. 念のためダウンロードしたファイルが壊れてないか確認
    • ハッシュ値
      file
    • SHA256SUM: d4c3ed13305b9b2b345b41d496f5980024df1ea494942113cb908878e0229707
    • コマンドで SHA265 ハッシュ値の数値が一致する事を確認
      >certutil -hashfile VMware-VCSA-all-7.0.3-18778458.iso SHA256
      SHA256 ハッシュ (対象 VMware-VCSA-all-7.0.3-18778458.iso):
      d4c3ed13305b9b2b345b41d496f5980024df1ea494942113cb908878e0229707
      CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。

システム/ハードウエア要件を確認

主要ポイントを確認

vCenter Server アプライアンスのシステム要件

  • vCenter Server アプライアンスは、ESXi ホスト 6.5 以降または vCenter Server インスタンス 6.5 以降にデプロイできます。また、システムは、固有のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たしている必要があります。
    • ESXi 6.5以降の環境へセットアップ可能 ⇒ OK
  • 完全修飾ドメイン名を使用する場合は、アプライアンスをデプロイするクライアント マシンと、アプライアンスのデプロイ先のネットワークが、同じ DNS サーバを使用することを確認します。
    • ESXiの名前が引ける事。HomeLabで同一DNSを利用している ⇒ OK
  • アプライアンスをデプロイする前に、vSphere ネットワーク上のターゲット サーバとすべての vCenter Server インスタンスの時刻を同期します。時刻が同期されていないと認証の問題が発生して、インストールに失敗したり、アプライアンス サービスを起動できなくなることがあります。vSphere ネットワーク上の時刻の同期を参照してください。
    • NTPで時刻同期出来る事。HomeLabで同一NTPを利用している ⇒ OK

vCenter Server アプライアンスのハードウェア要件

HomeLabにはなかなか厳しい要件ですが、 極小規模環境(最大でホスト 10 台または仮想マシン 100 台)2vCPU 12 GBメモリ を確保 ⇒ OK

vCenter Server アプライアンスのストレージ要件

こちらもHomeLabにはなかなか厳しい要件ですが 極小規模環境(最大でホスト 10 台または仮想マシン 100 台)579 GB を確保 ⇒ OK

セットアップ

isoファイルをマウントしてインストーラーを起動

ダウンロードした VMware-VCSA-all-7.0.3-18778458.iso ファイルを右クリックして マウント をクリック
自分の環境では「Eドライブ」としてマウント
file

vcsa-ui-installer フォルダ配下の win32 フォルダを開いて installer.exe をダブルクリック
file

インストーラーを開始

右上の言語選択メニューから 日本語 をクリック
file

新規セットアップなので インストール をクリック
file

インストール – ステージ 1: vCenter Server のデプロイ

概要

次へ をクリック
file

エンド ユーザー使用許諾契約書

内容を確認し、 「使用許諾契約書の条項に同意します。」に チェック を入れたら、次へ をクリック
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アプライアンスのデプロイターゲット

セットアップ先のESXiの情報を入力して 次へ をクリック
file

初めて接続する場合、「証明書に関する警告」が表示される。
自分がローカルで管理しているESXiである事を確認したら はい をクリック
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vCenter Server 仮想マシンのセットアップ

仮想マシン名、rootパスワードを入力して 次へ をクリック
file

デプロイ サイズの選択

「デプロイ サイズ」を 極小 、「ストレージ サイズ」を デフォルト として、 次へ をクリック
file

データストアの選択

少しでも消費ディスク量を減らしたいため「シン ディスク モードの有効化」に チェック を入れて 次へ をクリック
file

ネットワークの設定

vCenter Serverへ割り当てルIPアドレスを決めて入力し、 次へ をクリック
file

ステージ 1 の設定の確認

設定内容を確認して問題なければ 完了 をクリック
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設定した内容に従ってデプロイ開始

file

この画面が出たらデプロイ完了(自分の環境では完了まで約10分)
続行 をクリック
file

インストール – ステージ2: vCenter Server Applianceの設定

概要

次へ をクリック
file

vCenter Server の構成

時刻同期モードを、 時刻を ESXi ホストと同期します 、SSH アクセスを 有効 にして、 次へ をクリック
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SSO 構成

新規セットアップなので「新しいドメインの作成」を 選択 し、Single Sign-On ドメイン名は vsphere.local を設定、Single Sign-On パスワード を設定して 次へ をクリック
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CEIP の設定

内容を確認し、特段問題がなければ「VMware カスタマ エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加する」に チェック して、 次へ をクリック
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設定の確認

設定内容を確認して問題なければ 完了 をクリック
file

警告が表示されますが、内容確認済みなので OK をクリック
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設定した内容に従ってセットアップ開始

file

この画面が出たらデプロイ完了(自分の環境では完了まで約10分)
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vCenter Serverへアクセス

デプロイ完了画面に表示されているURL(https://vCSAのIPアドレス:443)へChromeでアクセス

自己署名なので証明書エラーページが表示されるが 詳細設定 を開いて XXX にアクセスする(安全ではありません) をクリック
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「VSPHERE CLIENT (HTML5) の起動」をクリック
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VMware® vSphere Clientへログイン
ユーザー名欄は、設定した single Sign-Onユーザー名 @ single Sign-Onドメイン名 、パスワード欄は、設定した single Sign-On ユーザーのパスワード を入力し、ログイン をクリック
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無事ログインを確認
file

最後に

改めて、vCSA 7.xになってから本当にセットアップが簡単になったと思う。
PSC周りの設定がとてもシンプルで良い。